February 07, 2004

赤瀬川源平『追放された野次馬』現代評論社 1972年

泰平小僧と馬オジサンによる対談「思想的変質者はいかにして鍛えられたか」という第1章からはじまるこの一冊は、雑誌『ガロ』(もちろん初代の)に仕掛けられた『桜画報』、雑誌『現代の眼』(とっくに廃刊)に仕掛けられた『現代○○考』のコンピレート版。雑誌の一部を乗っ取るというペーパージャックという戦術をあからさまにやってのけたこの二つの劇画連載は、当時の活字メディアを震撼させました。千円札裁判が「虚実皮膜」の表現世界を暴露したとすれば、この二つの劇画は、印刷メディアの「虚々実々」を暴露どころか木っ端みじんに爆破してしまいました。
ところで、今ネット系の古書店でいくらになっているのかとのぞいてみたら、あっと驚く1万円がついていました。じつは『桜画報』も持ってるんですが、こっちはなんと1万5千円! ちなみに、どっちも僕のは新品同様でっせ。
赤瀬川源平『追放された野次馬』現代評論社 1972年
追放された

cauliflower at 23:14│Comments(0)TrackBack(0)ヴィジュアル 

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