February 19, 2004

デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン『Structure et Force』2003

「構造と力」、えっ本気っスか!? AAとともにニューアカを生きた人間にとっては、一瞬眼を疑いました。だって言わずとしれたAAのデビュー作と同じタイトルなのですから。しかし、そこはリーダーの菊池成孔。みごとに、そんなおやじの思い入れを軽く吹っ飛ばしてくれました。オリジナルアルバム1枚目の1曲目から開始された、ファンク+ポリリズムの戦闘は、2枚目にあたる今回のアルバムでも、いかんなく発揮されています。まさしく、力強いうねりとなって構造を作り出し、さらには、脱-構造化へと構造そのものを解体させていくのです。総勢14人がおのおの別のリズムで演奏し、なおかつフロアを踊らせてしまう。そんなことがどうして可能なのでしょうか。ニューアカにとって両義的な存在であったラカン。そのラカン派の精神科医十川幸司さんならその秘密を教えてくれるかもしれません。なぜかってそれは……ねえ。
ところで、菊池成孔さんの本『スペインの宇宙食』は、去年下半期のベスト5に入る傑作。この人、ほんとに天才です。
デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン『Structure』
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cauliflower at 23:46│Comments(0)TrackBack(0)クラブミュージック 

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