February 27, 2004

Klezmatics『rhythm+jews』1991など 

Trabandが来日します。クレッツマーを演奏するチェコのバンド。楽しみにしていたら、なんと友人が関係者で、渋谷エッグマンのコンサート・チケットをいただけることになったのです。さらにうれしいことに、Bondage Fruitなどで活躍する超アヴァンギャルド・ギター奏者鬼怒無月さんのユニットWerehouseとの共演。もう、感激!! 3月5日を指折り数えて待ちましょう。
そもそもクレッツマーとは何かというと、東欧、バルカンに移り住んだユダヤ人が現地の音楽を自分流にアレンジして取り込んだ一種のミクスチャー・ミュージックです。ポルカやワルツをベースにクラリネットやバイオリン、アコーディオンが加わったブラスバンドなのですが、ジプシーやトルコ、アラブの旋律が顔を出したり、なんともボーダレスで楽しい不思議音楽です。それと歌ものにイーディッシュ語が使われていることがポイント。イーディシュ語というのは、古代ドイツ語にディアスポラとしてのユダヤ人のさまざまな文化が入り込んでつくられた言葉。イーディシュ文化は、じつはヨーロッパの歴史の深層部分と深いつながりがあるのです。まぁ、そんなお勉強は専門家にまかせるとして、そのユニークな音楽を楽しみましょう。この2枚は、ボストンとNYで活躍するクレッツマー・バンドのソロアルバム。どちらも、歌ものですが、思わず腰を振りたくなるようなダンス・ミュージックでもあります。
ところで、あるシンポジウム(僕の企画した)で幕間に『rhythm+jews』の一曲をかけたら、パネリストのひとりピーター・バラカンさんが、僕のところにかけよってきて、「これは何?」と激しく反応しました。その後ピーターさんは、自分の番組でクレッツマーをよくかけるようになりましたが、それは僕のコンパイルの影響なんですよっと、ちょっと自慢。
Klezmatics『rhythm+jews』1991
The Klezmer Conservatory Band『Old World Beat』1991
Klezmaticsconserva

cauliflower at 13:41│Comments(0)TrackBack(0)ワールドミュージック 

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