February 28, 2004

Iva bittova『river of milk』1991年

昨日はクレッツマー関連だったので、今日はチェコ関連で1枚紹介しましょう。イヴァ・ビドヴァは、ロマの父とモラヴィア人の母をもつチェコ生まれのインプロヴァイザー(即興音楽家)。劇団の人気女優であった彼女は、しだいにヴォイス・パフォーマンスやナマの身体表現の世界へ踏み込んでいきました。そして出会ったのが弦楽器。不協和音やピチカートを多用するヴァイオリンやヴィオラの演奏は、ヴォイスと歌がまじりあってなんともいえない音楽空間を作り出します。チェコ民謡、シャンソン、クラシック、ジャズ、ロック、彼女には音楽のジャンル分けなどまったく意味をなしません。とにかく変幻自在。それをたった一人でやってのけてしまうのですから。確か91年だったと思いますが、渋谷のイベントホールで来日公演をやりました。幸運にも直前に友人から知らされて、その即興演奏に立ち会うことができました。ワンピース姿でヴァイオリンを弾く彼女を見て、この人はやっぱり女優さんだと思ったことをよく覚えています。
Iva bittova『river of milk』
iva bittova

cauliflower at 23:45│Comments(0)TrackBack(0)現代音楽 

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