Anode/Cathode『punkanachrock』ピナコテカレコード 1977?『月下の一群』創刊号 海潮社 1976年

April 11, 2004

『血と薔薇』創刊号 1968年 天声出版

昨年『血と薔薇』が、3冊セットで復原(復刻)されました。じつに四半世紀ぶりの快挙です。しかし、僕のは正真正銘68年発行のオリジナルです。定価は1000円、IBM6133と奥付にあります。どれもかなり傷みがひどいのですがちゃんと3冊持ってます。実際には3号でいったん休刊になり、その後4号として復刊されました。これは題名こそ同じですが、似て非なるものなので持っていません。
なぜ僕がこの雑誌を買ったのかというと、「男の死」という特集のグラビアに惹きつけられたからでした。「聖セバスチャンの殉死」と題された三島由紀夫をモデルに篠山紀信の撮り下ろした作品。また、「サルダナパルスの死」は、本誌編集長の澁澤龍彦自らがモデルになって、奈良原一高が撮り下ろした作品。さらには、唐十郎、土方巽、三田明がモデルで、深瀬昌久、早崎治、細江英公が撮り下ろした作品も収められています。なんとも豪華でしょう。もちろん豪華なのはグラビアだけではありません。特集が他に、「吸血鬼」「苦痛と快楽」「オナニー機械」と4つもあって、澁澤龍彦はもちろんのこと、稲垣足穂、埴谷雄高、種村季弘、塚本邦雄、加藤郁呼、植草甚一というビッグネームが執筆者に名を連ねているのです。当時ほとんど知られていなかった、ピエール・モリニエやクロヴィス・トゥルイユなんていう画家を紹介したのもおそらく本誌が最初だったと思います。
血と薔薇
『血と薔薇』創刊号 1968年 天声出版

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