なんだかだんだん封印が解かれていくようで…二週間かかってやっと咳が止った。

October 06, 2007

オシャレで垢抜けしているアートフェスに驚く。

朝 鮭、卵焼き、しんじょう、ハム、茄子のあんかけ、さしみこんにゃくを柚子味噌で、おくらと納豆、みそ汁、海苔、ごはん
昼 懐石料理(栗、里芋、トマト入りだし巻き玉子、鱒寿司、いかとたらこなどの先付け、刺身(はも、、甘エビ、蛸、しめ鯖、)、れんこんの揚物、太刀魚のごぼう巻きなどのたき物、焼き魚、イカ飯、土瓶蒸し、栗ご飯、みそ汁/おわら娘、風の盆)
夜 天ざる(えび、みょうが、山菜各種)
曇り。6時に目が覚めてトイレへ。そのあとぐずぐず布団に入っていて7時半に朝食。風呂に入ろうとしたが、8時まで。しかたなく日記をつける。9時50分にチェックアウト。タクシーでまず対岸の地元の建築様式を再生した団地をみる。対岸から石垣を撮影。旧色街の置屋だった杉風荘とその周辺のいたるところに設置されたぶたのぬいぐるみとたくさんの箱でつくった猫のオブジェのインスタレーションを見る。八尾毛利館へ。玄関入ったところの吹き抜け空間に設置された富山出身のアーティスト三隅摩里子さんのワイヤーアートのインスタレーションに圧倒される。それから昨日と同じように東町、上新町、諏訪町をぶらぶらする。昨日はまだその準備で作品が展示されているところはほとんどなかったが、今日は「坂のまちアートinやつお2007」に参加された店舗や民家は、すっかりコラボレーションの場所、ギャラリーにすっかり様変わりしていた。現代美術系もあれば、平面、立体、陶器、あるいは写真などの作品や、作家ばかりでなく地元のアマチュア作家も参加していて、バラエティにとんでいる。会場に作家さんがいらっしゃらなくても、その会場の提供者である家主さんが入り口に出ていたり、いわゆる展覧会とは一味違った面白さがある。上新町通りの一番はずれの水上味噌醸造元店では、客間に陶製のあかりの展覧会をやっていた。部屋へあがらしてもらうと、高齢のご主人が座っておられる。作品もさることながら、部屋の欄間の意匠に驚くと、そのいわれをいろいろお話してくれた。こういうところが、このアートフェスの特徴なのだろう。玉旭酒造では、チョークアートの展示とともに子供たちにチョークで絵を描かせるワークショップをやっていた。総合案内所で、山下さん吉田さんと遭遇。12時に予約しておいた「京風割烹綿宇」へ。奥の床の間のある三畳ほどの小部屋で、懐石をいただく。といっても、目的の半分は撮影。以前京都の梁山泊でマドカッチと土瓶蒸しをいただいたことを思い出した。するとここでも土瓶蒸しが…。once upon a timeのことである。しばし、封印・削除の話で盛り上がる。さて、すっかり赤ら顔の2人は、それでも続きをしなくてはいけない。ぼくは、半分居眠り状態で仕事を続行する。再びぐるぐるまちめぐり。全体を見た感想をいうと、とにかくクオリティが高い。また、それぞれの作家がその展示空間との関係をよく吟味している。さらには、会場でないところも、軒先や玄関周りを花でデコレーションしたりしてそれらしくアート空間を演出している。とにかく、全体に品がよくてセンスがいい。これまでいくつかまちをアート空間にするイベントをみてきたけれど、その中でも出色だ。17時に「手打ちそば風庵」でそばの撮影。ここは、正真正銘の手打ち。予約したタクシーに乗って飛行場へ。そのあいだ、「カランカラン」と「親指」と「ぼたんばりばり」の話題でおお盛り上がり。そのまま機内に持ち越す。2人は、24時間以上一緒にいてはいけないことがわかった。ドラッグをやっているような感覚になってくるからだ。羽田についてやっと我に返った。さて、事務所にでて顔をあわせたら、きっと大笑いしてしまうだろう。困ったことだ。


cauliflower at 23:03│Comments(0)TrackBack(0) ダイアリー | 

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