人生相談なのか、進路相談なのか、若いからこそ悩みも多いのだろう。レプリカでもいいですから壁画がほしかったですね。

August 22, 2009

御嶽にある美術館へ。自然という実体に飲み込まれてしまった画家の作品を見る。

朝 パンドゥミ、ハム、レタス、スクランブル/ジュース、コーヒー(ガテマラ)
昼 河川敷でおにぎりとクルミ入り大福
  お店でおでんと生ビール
夜 鶏南蛮、焼き鳥(皮、ねぎま)、にしん漬け、冷やっこ、中華風春雨サラダ、ナムル、春雨スープ、御飯/プレミアム・モルツ、浜千鳥をロックで
ジェイムソン
晴れ、途中ちょっと雨、晴れ
8時起床。ニャンの世話。朝食。ベランダの植物に水撒き。ミルゥの散歩。風呂の掃除。妻と小旅行。御嶽のせせらぎの里美術館でやっている「犬塚勉展」へ。南武線で立川に出て、青梅線に乗り換える。青梅を過ぎるととたんに緑深くなる。御嶽駅は始めての下車。だいたい御岳に行ったのは、小学校の遠足以来だ。御嶽駅は小さな駅で、駅前では地元の農家(商人?)が露天を出している。わさび漬けとおにぎり、葉唐芥子、くるみ入り大福を買う。すぐそばにある玉川屋で昼食をとろうと上がったところ、列ができている。テーブルにはまだそばのないところもあって、これでは当分ありつけないと早々と諦めて目的地に向かうことにする。非常にわかりにくい階段を下りれば多摩川にそって続く遊歩道。川ではラフティング、アユ釣り、河川敷ではバーベキューやキャンプ、水遊びをする親子連れなど。それらを横目に美術館へと向かう。途中河川敷に降りて休憩。おにぎりと大福をたべて腹ごしらえ。せせらぎの里美術館は、民家を移築改修した小さな建物。「犬塚勉展」の会場には、予想した以上に人が入っていた。さて、犬塚勉は夭折した画家。徹底的な写実主義で風景を描く。写真よりリアルな絵画。しかし、スーパーリアリズムとは決定的に違う。望遠レンズでのぞいたような、遠近両方にピンとのあった世界。手前の葉っぱと最も遠くに見える葉っぱが同じタッチで描かれている。しかし、その場所の空気が直接的に感じられるのだ。絶筆となった滝の作品は、水のもつ深遠、ある種の暗さが漂っていた。自然をまるごと描こうとした画家が、ついにその自然に飲み込まれてしまったような瞬間。孤独の底へどこまで向かっていく作家の感情が、巨大な石と水によって表現ざれていた。画集を購入。元来た遊歩道を引き返す。駅を通り越してしまった。しばらく歩くとお休みどころ。そこで、しばし休憩。駅につくと、ちょうど東京行きの直通が停車。そのまま立川まで、そして南武線。帰りに狛江でおかずをいろいろ買って帰宅。

cauliflower at 22:39│Comments(0)TrackBack(0)  | アート

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人生相談なのか、進路相談なのか、若いからこそ悩みも多いのだろう。レプリカでもいいですから壁画がほしかったですね。