あまり吹っ飛んでいると、この僕でも抵抗します。たまげたパフォーマンスと目を丸くする先生、べつに関係ありません。

September 15, 2009

Iさんのネットワークによって、90年代カルチャーはつくられていくのだった。

朝 パンドゥミ、ハム、レタス、マーマレード/コーヒー(イルガチェフ)
昼 チャーハン、スープ、サラダ
夜 naturalチーズ盛り合わせ、バケット、なし/ビール、赤ワイン(Chateaur Negrier Medoc 2006)
曇り
6時50分起床。ニャンの世話。朝食。本屋に寄って、『現代思想』、『週刊ダイヤモンド』の新宗教と団地特集、『水声通信』のバタイユ特集、sawanoさんの新刊などを買う。事務所について、faxで送られてきた内校の確認。校閲部から届いたtakayamaさんの原稿をチェックしてfaxで自宅へ送る。原稿の整理などしてmakabeさんの事務所へ。makabeさんはいつものように笑いながら人をよくたたく。Yuこりんを推薦しておいた。いったん事務所に戻ってすぐに吉祥寺Dへ。TK君が長女をつれてきていた。保育園のお迎えのついでに寄ったのだ。「TM」の受け渡し。misoraちゃんはもう6歳、来年は1年生だって、早いものだ。プリキュアのおもちゃをもっていたので、ゲームとかやるの? と聞くと、すかさずTK君が「うちは禁止してるんですよ」。ケータイも禁止。まぁ、ケータイは早いけれど、なかなかきびしい父親である。Iさんから、80年代の金字塔『テレビゲーム進化論』を借りる。しかし、これはいったいなんじゃ? 今ならまちがいなくアーティストブックに括られてしまうだろう。この取材でMくんはアメリカへ出張し、ポケ○○の社長TI君は残業手当までもらいながら、社員としてこの本の総指揮を担当した。3500円という破格の定価が実現したのは、Iさんのおかけだ。Iさんが旧SPNのS社にいたことによってなしえたプロジェクである。てか、バブル時代だからできたんだね、はっきりいって。これをBNHのみなさんにみせてあげよう。本日のメインゲストhatakryamaさん来店。何年ぶりだろうか。他にお客さんが二人ほどいたのだが、この人物が世界のいくつものギャラリー、ミュージァムにコレクションの入っている大物フォトグラファーだときがつかない。てか、単に知らないだけなんだね。彼は奥さんからIさんに渡してほしいとことずかった正方形の物体を手渡す。なんとPARIS/68の写真集。あのカルチェラタンの占拠に効力を発揮した手榴弾=敷石の形をしているのだ。もちろんIさんは大喜びである。今やっているプロジェクトについて尋ねると、やっぱりおもろいことやってましたよ。かつて一緒に旅した北ドイツのエムシャーパーク。彼は夢中でそれを撮影したのだが、今度は北フランスで再びそれを撮っているという。あの撮影旅行は、今でも大きな意味をもっていると彼はいう。しかけた僕としてはとてもうれしい。また、いつかhatakryamaさんと旅をしたいものだ。そのあと店主も加わって、あのボイスインジャパンの同行取材の話とか、あの時代の話で盛り上がる。思えば三人とも魚座。歳は違うが、何か相通じるものがあるんだなぁ。三人はそれぞれ二人づつでヨーロッパも南米も行っているのだが、三人揃って行ったことはない。たぶんこれからも行くことはないと思うけど、記憶への旅はずっとつづくはずだ。

cauliflower at 23:58│Comments(0)TrackBack(0) 仕事 | ダイアリー

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