二匹の深海魚は、やがて闇のなかに深い幸福を見出す。いなかで美味しいものを探すのは、かなり難しいのです。

May 02, 2010

眼と耳と舌をいっぺんに満足させた熱狂の日。

ブランチ カリフラワーの冷たいスープ、ガレット/シードル
夜 ほうれん草サラダ、皮、ぼんじり、ナンコツ、スナギモ、つくね(いずれも比内鶏の焼き鳥)、ししとう、アスパラ、行者にんにく/生ビール、黒龍(日本酒)
ジエイムソン
晴れ
書きようがないうつろな時をすごす。西銀座のクレープ屋でブランチ。レンヌではじめて入った店と雰囲気はよく似ている。カリフラワーのスープも美味しかったが、ガレットもとても美味しかった。レンヌの店で食べたものを再現してあまりあるものだった。シードルの辛口、日本ではほとんどおめにかかれないしろもの。しかし、ガレットにはシードルときまっている。ラ・フォル・ジュルネの会場へ。キャリーバックがじゃまなのでコインランドリーを探すが、どこもいっぱい。さてどうしようか思っていたら、国立新美術館でルーシー・リーの展覧会をやっている。鑑賞するコンサートは夕方なので、ならば、見に行こうよということになった。ウイーン工房とも縁の深かった陶芸家の作品は、色がとてもきれい。フリーハンドで描き出されたその細い線からは、モダンとやがてくるはずのポストモダンを先取りするような造形思考が見て取れる。彼の君に教えてもらえなければ一生出会うことのなかった作品。感謝だ。それにしても、こういう偶然はうれしい。再び会場へ。ショパンなのになぜかメンデルスゾーン。るいす・ふぇるなんど・ぺれすのピアノ。パリ管の生演奏を聴いたのははじめて。もっといろいろ聴きたかったのだが、どのステージもとっくにsold out。無料公演やトークショー、映画もあったけれど、すべてパスして、素直に舌の誘惑に身をまかせることにする。葡萄牙、仏蘭西ときたので、最後のディナーは和食。といっても懐石ではなく、焼鳥。とはいえ侮ってはいけない、ここは天下の丸の内。絶品の比内鶏と採れたて野菜を食べさせる店。みごと期待に応えてくれた。隣にはファーマーが座っていて、自分の畑で採れた筍や空豆、大根やいちごのそれはそれは美味しそうな話を次々と繰り出してくる。食彩のならぷカウンターと尽きない話題、あぁなんと愉しい宴。こんな日がずっと続いてくれるとどんなにうれしいか、切に願う○○であった。


cauliflower at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) イベント | グルメ

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二匹の深海魚は、やがて闇のなかに深い幸福を見出す。いなかで美味しいものを探すのは、かなり難しいのです。