とりはだがもの、ってすごく陳腐な言い方で、大嫌いだけど、そんな体験をしてみると、言いたい気持ちもわからないではない。朝方の無音の熱狂体験。サッカー好きがこんなに身近なところにいたことを、もっと喜ばなくてはいけないね。

July 07, 2010

おなじオルタナでもジャズを通過するかしないかで、こんなに演奏のニュアンスが違ってくるとは。

朝 クロアッサン、レタス、ハム/コーヒー(サンタカタリーナ)
昼 海老と青紫蘇のパスタ、かぼちゃの冷製スープ、パンチェッタのサンドイッチ/チョコレートプリン、グレープフルーツのプリン、カプチーノ
夜 ヤキソバ(醤油味)、餃子
赤ワイン
曇り、雨
ラムのジンジャーエール
6時50分起床。朝食。洗濯し母に乾燥を頼む。事務所でritsuoさんと再会。本日、旧会社の整理がすべて終了する。その処理のため。yuこりんsekiさんでパスタ屋。三人ともスタンプがたまったので、一緒にドルチェをいただく。tascで秋の企画の打ち合せ。表紙の検討など。いったん事務所にもどる。歩いて3分のハコ。トイレにもどれる至近距離だ。ライブ会場を覗くと、お客さんはぽつぽつ見える程度。餃子の…で夕食をとってしまう。しかし、ここは安いなぁ。開演20分前に入るがあいかわらずお客さんはまばら。各テーブルには、スパゲティを揚げた細長いものがコップに入っている。これは、無料で、ご自由にご賞味下さいとある。これがなかなか美味い。やみつきになりそう。15分ほど遅れて演奏が始まる。結局、お客さんは30人程度か。ROVOのNY公演を見に来たのが縁で、katsuiyuziが誘ってこのダブルバイオリンのユニットのライブが実現したとのこと。sadamurashiroのエレクトリックバイオリンは、katsuiさんとはかなり違って、より実験性の強いものだった。それもそのはず、もともとはjazzから入った人らしく、最初からオルタナ系を貫いてきたkatsuiさんとは、グループのつくり方がぜんぜん違う。トランシーでダンスフルな展開の演奏から始まったが、これはkatsuiがフロントになったもの。そのあとsadamuraがフロントになると、フリーフォームの演奏スタイルが前面に出てきて、ある意味オルタナ度がぐっと深まった感じ。yoshigakiのドラムがすさまじい。yoshigakiは敬愛するドラマーのひとりだが、ROVOの演奏とはうって変わって、音のニュアンスを大事にしながら、リズムとアタックの隙間に楔を打ち込むような、強度のあるドラミングを披露した。すると面白いことにmasukoのシンセも、とたんにjazzyになる。だから、休憩を挟んだ第二部のsadamuraメインの演奏の方が、僕にはずっと面白かった。アンコールもやって終了したのが22時30分。2時間弱だったのに、僕には3時間にも4時間にも感じられた。こんな時間が引き延ばされる体験は、ボストンの友人宅でコーク…の時以来だ。事務所にもどって妻にtel。帰宅シナから彼の君にメール。その間ずっと時間感覚はおかしなまま。

cauliflower at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) post jazz | イベント

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