通夜当日。しかし、納棺の儀は悪い趣味だと思う。挨拶回り。ここをどう押さえておくかで、今後の僕の立ち位置が決まってくる。

July 29, 2010

告別式。これで葬儀は全て終了。

朝 パン、サラダ/カフェオレ(ブレンディ)
昼 おにぎり、煮物
夕1 寿司、煮物、海老フライ、牛のロースト、牡蠣フライ、コロッケ、漬物、etc/ビール
夕2 さきいか、柿の種など/プレミアムモルツ、大分麦安心院蔵(焼酎)
晴れ、雨
6時起床。朝食。Teruoおじさんらをホテルに迎えに行く。9時30分にバスが来て、隣組を乗せて斎場へ向かう。礼服に着替えて、われわれも斎場へ。打ち合わせのあと、隣組さんと遺族、親類縁者には昼食のおにぎり。御法礼を持って妻と住職のところへ。僕は、渡す方向をずっと勘違いしていたことが発覚。だから、いつもお坊さんはけげんな顔をしていたのか。恥ずかしい。12時より告別式開始。喪主の焼香のあと列席者の焼香。住職退場のあと、遺族を代表して喪主が挨拶。いよいよ葬儀列順。この地域でこの順番がもつ意味は計り知れない。Minamisoumaでもharanomachiでもなく、honjinmachiというエリア内で特別な意味をもっているのだ。司会が読み上げる列順にのっとってバスに乗り込む。喪主は位牌を娘である妻は遺影をもつ。父の時には、呼ばれるべき名前を忘れられた妻だが、今回はsasakierikoと読み上げられる。「なんで一段づつなんだろう」という上村愛子的順序でいけば、次回はちゃんと呼ばれるはず。4人の陸尺によって霊柩車(リムジン)に運ばれる。バスは火葬場へ。火葬場で最後のお別れ。遺体を焼く間、われわれは一度斎場へもどり食事をとる。仏立てにあたって最後の挨拶。この間に、列席者で生花・供物を出した親戚にのみ渡す引き出物と交換する引換券を準備する。当初予定していた数が足りなくなったり、多くなったりすると困るので、それぞれをグループわけして、その代表者に渡す。なぜ、こんなことに一生懸命にならなければいけないのか、首をかしげたくなるが、それはそうなっているのだから、それに従うしかない。僕は、儀礼というもののその有無を言わさぬところが、じつは嫌いではない。ふたたび、バスと自家用車で火葬場へ。拾骨の儀。出てきた骨は、案外少なかった。父の時はもっとあったように思うのだが。喪主が3つの骨を箸で拾い、それを妻が箸でもらい受ける。そのあと、参列者全員が骨を拾う。骨壷(といっても陶器の壺は使用しないで特殊な紙の箱)に収め、喪主がそれをもって自宅へ運ぶ。住職さんがすでに来ている。祭壇に収めてお経。焼香して、これで全て終了。解散。親類縁者、隣組の一部の人はそこに残って労をねぎらう。Yoshioさんmutsuoさんと焼酎を飲む。この兄妹は面白い、mutsuoさんは函館の家が裕福だった時育ち、Yoshioさんは没落した時育った。母の思い出話など。Yoshioさんとkeikoおばさんは泊まる。


cauliflower at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) ダイアリー | 妻・娘

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通夜当日。しかし、納棺の儀は悪い趣味だと思う。挨拶回り。ここをどう押さえておくかで、今後の僕の立ち位置が決まってくる。