IKEAへいく70年代のあたま、ぼくは何を見ていたか? 

October 22, 2018

十月の夜の都会の劇空間

朝イチで歯医者。今回は上の歯を隅々までお掃除する。本日で治療終了。また1年後来てくださいと。事務所にでる。お千代さんは、旅行中。こりん星人も自宅作業。一人でランチは、駅前の肉汁餃子製作所。ここの餃子は6個、初めはタレを付けずに食して欲しいと女子店員に言われたので、その通り食べる。うむ、確かに美味い。小籠包に似て、皮に歯を立てると肉汁がしたたり落ちる。しっかり味がついているので、何もつけない方が良い。事務所に戻って、雑事をこなす。言われた時間より少し早いが、ikebukuroの西口公園へ。既に柵を囲むように列ができている。かかりの女性にたずねると、無料入場席の待ち人だというので、最後列に並ぶ。そのあと続々とやってきた、僕の後ろに長い列ができた。開場はまず有料サイトから。ここは円形劇場で、ちょうど舞台の上が階段状の椅子席になっている。無料席は、その舞台の前の地べた(コンクリ)に2列のシートが敷き詰められていて、そこに直接座る。僕は、2列目に座る。野外劇は、開演時間の19時ピタリに始まる。アウディやバイクで役者が登場したり、巨大スクリーンに、映像を流したり、キャスター付きの牢屋やソファやベットが次々に円形の会場に持ち込まれる。最後は、パワーショベルの首吊り。ブレヒトらしく聖俗合間みれた空間が池袋の喧騒をバックに立ち上がる。全裸ではないが、足を大胆に持ち上げて、股間に男性を招き入れるシーンが登場したり、公共空間にも関わらず、いやこれこそが公共性と言わんばかりの挑戦的舞台だった。都市を劇場に!という合言葉は、少なくともこの場所においては実行されていた。終了後、青龍で飲み食いして帰る。

cauliflower at 16:24│Comments(0) 都市 | 舞台芸術

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