コミック

March 22, 2018

久しぶりに世界に入り込んでしまった

一昨日送った切り絵、じつは昨年11月号のだった。とんだ失態。すぐに4月号用を再送する。
前日の日記から始めるとそのあと意外に順調にいくことを再確認する。
本日のミッションは、c&lのルポの原稿整理と企画書のブラッシュアップのための読書。
さらに鼎談の原稿書きへいくはずが、やはりムリだった。読書もたった一冊だけ。
夕方になって日比谷詣。期待が膨らみすぎではじけそうだった。
しかし、期待通り、いやそれ以上に素晴らしいものだった。
みりおもれいくんも似ているどころではない。そもそも漫画なのたから、漫画以上に本物だった。
芝居がいいし、音楽もいい。衣装もいい。いいことずくめ。
堪能しました。夕餉は表参道のリオン。いつものコースで、ビーフシチュープレートと赤ワイン。


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February 27, 2018

改葬の手続きで八王子へ

朝一で富士見台霊園へtel。すでに改葬許可書をDLして記入済みなので、まず霊園によって、その足で市役所にいくことにした。
妻が一緒に来てくれるというので、クルマを出す。クルマの方がずっと慣れている。
日野バイパスは普通に流れていたので、1ちょうど1時間だった。
社務所で捺印をしてもらい線香を買って最後のお参り。
だれかお参りきたのか、線香をあげたあとがあった。
市役所は、いつもの20号線をまっすぐ駅の方向にいき、そのまま陣馬高原の方へ。
墓石屋さんや葬儀関連の店がけっこうある。太鼓の店や大正琴の店もあった。
市民生活課で受付を手続きをしてもらう。父の伯父と母の亡くなった場所は自宅だったが、不詳と書く。線を引いて消したら、それを丁寧に修正してくれた。
公務員のなかには、こういう人がときどきいるものだ。やたらと几帳面な人ね。
市役所そばのラーメン屋で妻は八王子ラーメン。ぼくは中華そば。スープが鰹節系。
元来た道を引き返す。ガレージが完成したので、プジョーくん約半年ぶりに自宅へ帰還。
事務所に出勤。雑用を片付け、メールなどしていたらおかえりの時間。
一三関係の書籍とドゥルーズ関連の文献を持って帰る。
夕餉は、ハヤシライスとおくらのおかか。オザケンの新譜。リバースエッジの主題歌。
花組の予習でぽーのいちぞくを読み返すが、やはり、これは傑作中の傑作だ。
コミック版は1974年発行、パーフェクトセレクション版は2007年発行。
新しい方が印刷もきれいで何より本自体がきれい。でも、持ち運びするには重くて不便。
しかたなく、電車では、日に焼けて茶色くくすんだコミックを読むことに。


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April 30, 2012

書庫のお掃除第一弾。

朝 パンドゥミ、ハム、レタス、スクランブル(かためで僕の好み)/野菜ジュース、コーヒー(マザーズブレンド)
昼 握り寿司、お稲荷さん、こまえころっけ/コーヒー(マザーズブレンド)
夜 桜えびと春キャベツのパスタ、いわしのマリネ/プレモル
ジェムソン
朝食の後ミルゥの散歩。掃除のあとミルゥが突き破った網戸の補修。つぎにユニディへ。ハナに破られた網戸の補修を頼む。ほかに母の頼まれものとか餌とか土とかコミック用ケースとかやすりとかいろいろ。お昼を買って帰る。書庫のカビがはえてひどいことになった漫画の清掃。ついでに、書庫の整理。真ん中の列が歩けなかったので。MMを並べ替える。

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June 28, 2009

雨の日の午後はまんがとテレビ。

朝 パンドゥミ(チェダーチーズ&トマト)、ハム、レタス、キウイ/コーヒー(パナマ)
昼 カップ麺(デミグラスカレー味?!)、イカリングフライ(昨日の)
夜 谷中生姜、寄せ豆腐、ガドガド風サラダ、イカの一夜干し、御飯、キャベツの味噌汁/アサヒ ザ・マスター、カロリ
曇り、雨
ジェイムソン
9時起床。朝食。ベランダの花&野菜に水撒き。ミルゥの散歩は野川まで。H動物病院が午前中は12時までなので、クルマでミルゥの甲状腺の薬をもらいに行く。そのあとOKストア。ビッテルをケースで。風呂掃除、部屋の掃除など。電気使用量を示すメーターがみれないのでもみじを切ってほしいという横暴な要求に屈して、なくなく剪定する。午後はコミックになった浦沢直樹「ビリーバッド」、諸星大二郎「西遊妖猿伝 西域篇」いずれも第1巻と「ワンピ」の第7巻を読む。まんがづけ。

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February 17, 2009

サブカルの海外交流の状況を見渡すと、一昔前の思想状況とうり二つに見える。

朝 パンドゥミ、レタス、ハム、ピーナッツクリーム/コーヒー(ルワンダ)、ヤクルト
昼 牛タンネギ塩、キムチ、ワカメスープ、ごはん
夜 秋刀魚の蒲焼き丼、油揚としめじ、野菜炒め、白菜の味噌汁
ジェイムスン
晴れ
6時50分起床。ニャンの世話。朝食のあとミルゥの世話。早くに出社。ゲラの文字直しが多いところを印字する。11時に来るBSのバイク便に間に合わせる。弊社Sさが先日やったインタビューの原稿をあげてきたのでチェックする。コネタをちりばめておいて、結論部分は不確定要素を残しつつまとめる。これはこれで正解だと思う。Hさんのスタンスがこの原稿によって明確になった。ということは、よい原稿だということだ。結論にいくまでの部分に少し手を入れてもらうよう頼む。昼食後、妙にゴージャス(シャンデリアが二つも)な喫茶室でIさんと打ち合わせ。最初なんとなくそれらしい人が座っていたが、テーブルには水の入ったコップが3つ。だれかと待ち合わせだとすると、僕ではないなと思い無視すると、待ち合わせ時間をちょい過ぎたところで、おもむろにケータイをかけ始める。すると…、僕のが鳴った。やはり、彼がIさん。この喫茶店は、待ち合わせの場合、相手が来なくても人数を確認してあらかじめ人数分の水をもってくるしすてむになっていたのだった。僕のテーブルには2つ。なぜ、Iさんの席には3つあったかというと、彼はもう一人Nさんも来ると思っていたからだという。続きを読む

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August 19, 2007

精神分析的主題を扱う24年組のひとりとは

朝 パン、レタス、キュウリ、トマト、ハム/コーヒー(味わい)
昼 冷やしうどん(天かす、かにかま、キュウリ、ひげもやし)、かき揚げ、ナスの天ぷら
夜 パン(カレー、チーズなど/フジコシで)、ハヤシライスのルー、サラダ菜/ヱビスビール
晴れ、暑さがぶり返す
7時半起床。朝食。ミルゥの散歩。精米をしてくる。デイリーヤマザキを曲がったところにあるはずが、かなりいってもないではないか。あれ、つぶれたか? と思って引き返すとちゃんといつもの場所にあった。単に見過ごして、通り越してしまっただけだ。30kgをつく。もどって風呂掃除。妻と土産の桃、ブドウ、野菜などを買いに行く。「トーマ」を娘が買ってきたので、お手伝いや食事の合間に再び読む。ストーリーをすっかり忘れていた。こうして改めて読み直してみると、萩尾さんの作品には、一貫して精神分析的主題が通奏低音のごとく響いている。トーマからすでにそうだったのだ。嫌いではないし、むしろ好きなのだが、たとえば親子関係、同性愛を描く場合、オイディプス神話があまりにも赤裸々に表象されていると、ちょっと躊躇してしまう。残神を読んだ時に、それを強く感じて、読み進むにつれて少し食傷気味になった。しかし、彼女の作品は、常にそうなのだと思わなければいけないのだ。それがわかっただけでも収穫である。昼食を食べて、帰宅の支度をする。妻と犬は、1週間の滞在であった。娘を母に託して、15時justに出発。いつものように、一般道路は妻に運転してもらい、僕は一眠り。45分に常磐道。いわき四倉で交代。たこわさびを購入。常磐道はほとんど渋滞なく首都高速へ。北池袋、銀座ともに真っ赤になっていたので、箱崎から新宿方面へ。電光掲示板のとおりではなく、箱崎-新宿も少し渋滞。でも、自宅に着いたのは、7時40分。約4時間半は、早い方だ。K合君より、雑誌のポートレイトが送られてきていた。テキストと一緒に、ラ●スへ転送。

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March 16, 2004

鈴木翁二『少年手帖』望遠鏡社 1982年

鈴木翁二さんのコアなファンだと自認しているそこのあなた。もしかして、この本はお持ち? 持っていないでしょうね、持っているわけがありません。それもそのはず、本書は私の知り合いである雨影志逢さんが、自ら発行者となり出版した超限定品。僕自身、本屋で見たことは一度もないのですから。鈴木翁二さんはこの本を道草の賜物だとあとがきに記しています。イラストに挿し絵、ちょっとしたエッセイ、写真のコラージュや鈴木さん本人による作詞作曲の「ひとさらいの唄」のスコアまで入っています。散歩のつれづれに、スケッチするように記されたいわば精神のいたずら書き。
少年手帳
鈴木翁二『少年手帖』望遠鏡社 1982年

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February 29, 2004

エルジェ『ファラオの葉巻』1987年

僕が最初に勤めた会社は、学校図書館を専門とする書店でした。そこの売れ筋商品(書籍)の一つが、タンタンシリーズだったのです。販売員である以上商品知識が必要です。学校の先生にタンタンがどんなに面白い本なのか説明しなくてはなりません。ところが、はずかしながらそれまでその存在すら知りませんでした。それで、次々と刊行されたタンタンシリーズをむさぼり読むうちに、すっかりハマってしまったのです。
タンタンシリーズは、ニッカボッカーをはいた少年記者タンタンがミルゥ(翻訳ではスノーウィ)と一緒に世界各地をかけ巡る冒険物語。タンタンが訪れる地域は、南アメリカや中国や砂漠地帯といったどちらかというと世界の周辺部にあたる場所。僕自身そういうところが大好きなので、読んでいる時はすっかりタンタンになった気分です。『ファラオの葉巻』はカイロとエジプトの砂漠が舞台。残念ながらまだ行ったことがありません。僕の手元にも突然謎のパピルスが飛んできて……、そんな夢想にふけるおやじがいてもいいですよね。ちなみに、うちの愛犬の名前はミルゥといいます。
エルジェ『ファラオの葉巻』1987年
ファラオの葉巻

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February 15, 2004

岡田史子『ガラス玉』サンコミックス 1976年

表現主義(エクスプレッショニズム)マンガというものがあるとすれば、その先駆者はまちがいなく岡田史子嬢だと思っています。意味のないコマは一つもない。岡田さんの作品を評してある評論家はこう言いました。『COM』誌上に発表された作品はどれも、シンボリズムとリリシズムの塊。まんが表現の中に、意味をどれだけ詰め込めるか、そんなことを競っているんじゃないかと思ってしまうほど、作品には「意味」が溢れていました。ある時は「カリガリ博士」、ある時はカフカの「城」。岡田さんは、まんがで純文学(なつかしい!)とアートの両方をやり遂げたのです。
この作品集は買ってしばらくして売ってしまいました。どうしてそんなことをしたのかよくわかりません。とても後悔しました。後悔しつづけること20年、ようやく昨年web系の古本屋で買い戻すことができました。定価の10倍の値段がついていましたけどね。
ちなみに、一番好きな作品は、「ピグマリオン」。赤松愛(なつかしい!)似のアランを僕は密かに愛しています、今でも。
ガラス玉.jpg
岡田史子『ガラス玉』サンコミックス 1976年


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December 19, 2003

『アイドルを探せ』吉田まゆみ

今お風呂でラジオを聴いていたら、ユーミンと小林克也が80年代ポップスについて語り合っていました。二人によると、80年代って「寝つきの悪い時代」(ユーミン)、「いや、寝つきはいいんだけど、すぐ眼が覚めちゃう感じ」(克也)だったんだそうです。でも、80年代を代表するミュージシャンといえばやっぱりユーミンですよね? ということは、寝つきも悪いし、寝ては眼を覚ますような…、不眠症の音楽か。
あえて音楽は避けて、80年代というと僕はこれ。チカちゃんみたいな女子大生はこの時代たくさんいましたよね。
『アイドルを探せ』吉田まゆみ 1985年
アイドル

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つげ義春作品集

下北沢の当時よくかよっていた古本屋に『ガロ』の別冊(作家特集)が数冊並んでいるのを見つけて、思わず買った一冊が「つげ義春」の特集号でした。ごたぶんにもれず僕も衝撃を受けました。なによりも「メメクラゲに左腕を噛まれた少年が海から現れる」その冒頭の作品には戦慄。この「ねじ式」は、コミック表現が格段に広がった現在であっても、アバンギャルドな精神性では一歩もひけをとりません。
『つげ義春作品集』は、その別冊号をまるごと愛蔵版に編集し直したもの。1973年発行。ちなみに、この表紙の絵が「メメクラゲ」の問題のページ。
つげ

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